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  今回は、中世の石製塔婆である板碑(いたび)[板石塔婆とも呼称]を特集します。埼玉県域では、秩父郡長瀞町や比企郡小川町で採掘される緑泥石片岩(りょくでいせき・へんがん)を用いて造られており、武蔵型板碑と呼ばれています。
Ⅰ 供養地から出土した板碑   (1) 一ノ入遺跡(小川町)出土
             
 (2)おしゃもじ山[四反田遺跡](鳩山町)出土
 
       
  Ⅱ 中世城館跡から出土した板碑
(1)青鳥城跡(東松山市)出土   (2)越畑城跡(嵐山町)出土  
       
 Ⅲ 板碑に刻まれたさまざまな主尊種子