企画展 東山道と「鎌倉街道」 学芸員ブログ
~古代の道は「鎌倉街道」に受け継がれ、そして「古道」になった~
第1回 今回の企画展は「道路」です。(R8.1.27)
みなさんこんにちは。これから、企画展 東山道と「鎌倉街道」の学芸員ブログをはじめます。企画展の開催期間中、できるだけ定期的に書いていきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。
さて、第1回目は、今回の企画展の全体像について触れたいと思います。今回の企画展は、古代の道である東山道と、中世からの道である「鎌倉街道」をテーマにしています。「鎌倉街道」上道は、昭和56・57年度の埼玉県教育委員会による「歴史の道事業 鎌倉街道上道調査」によって、埼玉県内の調査が行われ、上道伝承路と周辺に点在する文化財の把握が行われ、これを起点にその後の発掘調査や研究が進んできました。また、古代においても東山道とみられる道路遺構の発見やその他古代道路の調査が行われ、道路の規模や構造、東山道のルートについての解明が進みました。今回の企画展は、それらの調査研究の成果を取り入れた展示を目指しました。
さて、第1回目は、今回の企画展の全体像について触れたいと思います。今回の企画展は、古代の道である東山道と、中世からの道である「鎌倉街道」をテーマにしています。「鎌倉街道」上道は、昭和56・57年度の埼玉県教育委員会による「歴史の道事業 鎌倉街道上道調査」によって、埼玉県内の調査が行われ、上道伝承路と周辺に点在する文化財の把握が行われ、これを起点にその後の発掘調査や研究が進んできました。また、古代においても東山道とみられる道路遺構の発見やその他古代道路の調査が行われ、道路の規模や構造、東山道のルートについての解明が進みました。今回の企画展は、それらの調査研究の成果を取り入れた展示を目指しました。
東京・埼玉を通る東山道の推定ルート
上画像をクリックすると画像データをダウンロードできます。(PDF:1.5MB)
寺院や館跡などの古代・中世の遺跡に比べると、道路遺構そのものは、地味でシンプルなものかもしれません。しかし大切なのは道の左右に目を向けることです。各時代の道路と寺院や城、道沿いの集落との関係を明らかにすることで、それぞれの遺跡への理解はより深まり、地域の歴史が多面的に浮かび上がります。企画展では、古代の役所、武士の館、街道沿いの集落などを取り上げて、各時代の道路の役割や、道路から見える地域の姿を探ります。この企画展を通じて、これまで見てきた地域の歴史に新たな視点が加わればよいかと思います。
さて、次回からは、企画展の展示資料を紹介しながらお話を進めたいと思います。お楽しみに!
さて、次回からは、企画展の展示資料を紹介しながらお話を進めたいと思います。お楽しみに!